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ルシーダからT4へ

2003年8月、7年間乗ったトヨタルシーダから、フォルクスワーゲンT4ベースの
キャンピングカー『ウエストファリア ユーロバンCV』に乗り換えました。

乗り換えの動機

ルシーダも7年目を迎えたのに加え、キャンプ道具を満載しているためか、燃費が5km/l位に落ち、さらに英国ゴールデンのジョリーを 家族に迎えたため手狭に感じるようになりました。
そのため、乗り換えを考えるようになりました。

条件は、@ジョリーを含む家族でキャンプや九州帰省に使え、A取り回しを考えると普通車、となると選択肢は国産のエルグランドや アルフィードクラスか、ベンツのVクラス等になりました。
対象の中で考えると、スタイル的にもヴァナゴンが私も妻も非常に気になる存在になりました。

しかしながら、国内販売は終了しており、T4からT5にモデルチェンジ時期であり、並行輸入の新車ではとても手が出る 価格帯ではないので、@ル・パルナスさんが扱っているアジア仕様のヴァナゴン、 A米国あるいは欧州仕様の並行輸入の中古車、B国内正規販売の中古車、を真剣に考えるようになりました。

また、キャンプや九州帰省時の休憩のことを考えると、ポップアップルーフが捨てがたいという思いもありました。

出会い

米国あるいは欧州仕様の中古のT4を扱っておられるのは、クラブウエストファリアさん、東和モータースさん、ホワイトハウスさん(50音順)が有名?だと思います。

2003年6月のある日、東和さんのHPにT4ではないのですが、年式のマルコポーロ(ベンツのVitoベースのキャンピングカー)が掲載されました。
400万円超という価格は厳しいなぁと思いつつ、とても気になったので、家族ともども見学に行きました。すると、直前に来られた方が購入を決められたところでした。なんともタイミングが悪い。

そんな時、今は我が家の車庫にある「ユーロバンCV」に出会いました。

購入決定

でも、さすがにその場で「これ買います」という勇気は無く、帰宅しました。
帰宅途中に、妻といろいろ話し合ったのは言うまでも有りません。
そして、もう一度きちんと見た上で決めようということで、見積もりをFAXで取り寄せた上で、翌週末に再度東和さんにお邪魔する事にしました。

そして、ついに手付金を支払いました!!

迷い

その帰り、何気なく前を通ったホワイトハウスさんに、赤の「ユーロバンCV」があるではないですか。さっそく、立ち寄りみてみると、先程手付金を支払ったものと同じ年式のものでした。違いはこちらは、@ワンオーナー、A走行距離は約3万キロ多い11万キロ、Bサイドオーニング付、だということで、価格はほぼ同じでした。

見た感じは、ショールームの明るい照明の下に展示しているためか、こちらの方が程度が良いような気がしました。
心が揺れましたが、とりあえず見積もりだけをもらい帰宅しようとしたところ、「先程見にこられた川崎の方が、決めたいと言う事で・・・」というお話。「やっぱり東和さんの車に縁があるということだね」と納得しながら帰路につきました。
(この話には更に続きがあるのですが長くなるので省略します)

契約・納車

その後、手持ち資金では足りないので、融資の手配をしたり、ルシーダの処理を考えたりと数週間が過ぎ、2003.7上旬にやっと正式契約となりました。納車予定は、8月上旬。なんとか今年の九州帰省旅行に間に合いそうです。

東和のTさんのご好意により、中古品として販売していたスタッドレス付のホイルと別のT4の購入者の方が要らないと言われたFIAMMAのサイクルキャリアをサービスしていただくことになりました。

そして、2003年8月3日 日曜日、待ちに待った納車となりました!!

別れ

納車時、下の娘はルシーダのところで号泣。なかなか離れようとしません。

そう、彼女とルシーダは同じ歳。彼女が生れた数ヵ月後にルシーダは我が家にやってきたのでした。そして、私たちも「ルシーダくんは同じ歳だね」と言ってきた事もあり、人一倍感受性の強い彼女にとっては、離れがたい存在となっていたのでした。

買い替えを決めたときも、彼女に説明をし、彼女なりに理解したのですが、やはりいざその時が来たとき、感情を押さえる事が できなかったようです。

納車から1ヶ月たった今でさえ、「ルシーダくんは今何してるの?」という言葉が、我々を悩ませています。